今日の専門学校は前回ブログで描いたとおり、アイレベル(水平線)の見つけ方とデジコミの送受信の方法を教えました。
アイレベルを見つけること、パースのかかった線(パース線)を見つけることは、どんなに人物がうまく描ける人でも難しいです。 人物がうまい人は理論がわかっていなくても、「こんな感じかな」で十分かけるのだと思います。 特に少女マンガ、女性誌の大半は「こんなもの」か「あればいい」というところが多いのですが、小年誌、青年誌はそうはいきません。 もちろんその人の作風、絵がらでもパースの正確さの必要性が違います。
まずは説明に入る前に、専門学生さんにこの絵でテストをしました。
「一人だけパースの違う人がいるよ、誰?」 皆様もご一緒に、お考えください。

これでわかる人が大体物を見る目がある人なので、すぐ背景が描けるようになりますし、後でうまくなれば、すぐわかるレベルのものです。

実は人物が「あおり」「ふかん」ではない場合、アイレベル(水平線)は腰の辺りに設定をすると絵が一番安定して描けて、この位置をマンガでは良く使います。 女性も男性も同じです。
絶対にウエストあたりということはありません。
ただし垂直にまっすぐ人物を描いた場合の高さの角度も重要です。 ななめに立っていれば、アイレベルもななめになります。
それでは最初の1枚目にアイレベル(水平線)をあわせてみます。

1人だけアイレベルがウエストに来ていない人がわかるでしょうか? 一人だけ違うのは
「E」
です。
それから生徒さんのアシスタントの研修用に人物だけ描いた漫画を相方の先生が、9枚原稿を準備をしてくださっているので、二人並んでいる人物のパースの見つけ方、一人のときにかかるパースの見つけ方を教えました。 生徒さんはほとんどのコマは2点パースで、3点になっているところも発見してくれました^^
すみません、さすがにそこまで資料を加工する時間がありません。 資料の絵も相方の先生が描き下ろしているもので、著作権にひっかかります。 ご容赦ください。
今日はアナログの講義ではないので、時間は1時間10分ぐらいでパース線をPCでいれるのみで、背景を描くまでの講義はしておりません。 今日の授業も生徒に教えてほしい実技のアンケートをとった物を教えたものだからです。
パースがとれてもここから背景を実際に下書きするのが、また難しいです。 物の大きさ、高さを日常から意識していないと、なかなか人物に合わせた背景は描けません。
また次回の講義で時間があるときその背景を描くことになると思います。 もう後の回数が少なくなってきましたので、選んで教えてあげなくてはなりません。 もうすぐ1年早いものです^^
テーマ:漫画家日記 - ジャンル:アニメ・コミック
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